日々の生活を送るために仕事は欠かせませんが、リストラで急に仕事がなくなることも考えられます。
貯金で生活ができたとしても、住宅ローンがまだ残っていて支払いが困難である場合、どうしたら良いのでしょうか。
今回は、突然のリストラで住宅ローンの支払いが苦しい場合の対象法についてご紹介します。
リストラは突然される
50代のとある夫婦は大きな喧嘩もなく、子供も独り立ちをして数年後のセカンドライフを楽しみにしていました。
しかし、働いていた会社の経営が傾いて旦那がリストラをされてしまいます。
すぐに再就職をしようとしますが、50代の再就職先はなかなか見つからず、やっとの思いで再就職先を見つけますが今までの収入に及びません。
その結果、住宅ローンの支払いが重くのしかかり、支払うことができずに家を手放すことになってしまいました。
収入が減ると住宅ローンの支払いが負担になる
住宅ローンの返済は、平均して約10万円と言われています。
毎月支払いをしなければならず、金額も多いため収入が減ると住宅ローンの支払いは大きな負担になります。
今回ご紹介した収入減の原因はリストラですが、収入が減る理由はリストラだけではありません。
例えば、怪我や病気、親の介護など理由は様々です。
また、再就職しても今までの給料をもらえるとは限らないため、住宅ローンの返済ができない問題は消えることがないといえるでしょう。
支払いが厳しい時の対処法
住宅ローンの支払いが厳しい時にはどのような対処法があるのでしょうか。
まずは、収支のバランスの見直しを行いましょう。
いくら収入があってどこにお金がかかっているのか明確に把握し、支出の削減をします。
携帯料金やインターネット通信などの料金プランを見直しすることもおすすめです。
それでも支払いが難しい場合は、家を手放すことを視野に入れなければいけません。
不動産の売却方法の1つとしてリースバックという方法があります。
リースバックは、売却後に賃貸契約を結ぶことでそのまま今の家に住むことが可能であり、契約内容によっては後に売却した住まいを買い戻せる場合もあります。
もし、不動産売却を検討する際には、リースバックを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
リストラや怪我、病気はいつ起こるか分からない存在です。
特に、年齢を重ねた50代でのリストラは再就職が難しく、就職できたとしても今までの給料をもらえるかは分かりません。
収入が減ってしまうと、住宅ローンの支払いが負担になってしまいます。
住宅ローンの支払いが難しいと感じた時には、早めに収支のバランスを見直しましょう。
そして、どうしても支払いが厳しい場合には、家の売却を検討すると良いでしょう。