「住宅ローンの返済が厳しいため任意売却を考えている」
そんな方も多いのではないでしょうか。
任意売却は、今後の生活に大きく影響を及ぼすため不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、不動産を任意売却する際の費用の相場について説明します!
□任意売却とは?
任意売却とは、住宅ローンなど滞納がある不動産を、債務者と債権者の話し合いのもと、できるだけ高く売却することで借金を減らすための方法です。
住宅ローンの返済を目的としているため、勝手に行えません。
まず大前提として、債権者の同意が必要となります。
そのほかにも、税金の滞納で差し押さえられていないこと、連帯保証人の同意、共有名義人の同意などが必要です。
また、売却活動期間が十分に確保されていることや、市場価値のある物件であることなどの条件もあるので頭に入れておきましょう。
□費用の相場
任意売却を依頼した業者に支払う報酬は、売却代金から差し引かれるという仕組みとなっています。
この仲介手数料は宅地建物取引業法という法律で定められており、業者によって異なることはありません。
売却価格の3%+6万円+消費税という計算式で報酬は決まります。
つまり、売却時にかかる費用を債務者が自分で準備できなくても任意売却は可能であり、実質負担金は0円になります。
□任意売却の際の注意点
ここでは3つ紹介します。
*詐欺に注意
任意売却の世界では悪徳業者も存在し、業者選びを間違えた場合、詐欺に引っかかってしまう可能性があります。
任意売却専門業者を名乗るための資格や認定は特にないため、誰でも自称できることを頭に入れておきましょう。
相談する業者は本当に問題解決能力があるのか、信頼できるのかなど適切な判断が必要になります。
*債務は残る
任意売却を行っても、売却額で不足する住宅ローンの残債務は残ってしまうことに注意しましょう。
完全に債務がなくなるのではなく、できるだけ債務を減らし、可能な返済額へと近づけるための手段が任意売却であるということです。
*売買契約と引き渡しは同日に行われる
任意売却の場合、普通の売却にある売主から買主への手付金の制度はありません。
売主がお金に困っている人であるため、手付金の持ち逃げを防止するために売買契約と引き渡しを同日に行います。
□まとめ
今回は、不動産を任意売却する際の費用の相場について説明しました。
任意売却は一生に関わる問題なので慎重に交渉を進める必要があります。
当社では、売却の相談から返済方法の交渉、売却までの手続きをお客様の意思を尊重しながらお客様と共に行っております。
経験豊富な任意売却専門のスタッフが無料で相談を受け付けておりますので、住宅ローンの返済にお困りでしたらまずは当社にご相談ください。