新型コロナウイルスの発生は、経済に大きな影響を与えました。
日本においては、政府より緊急事態措置がとられ、外出自粛や通勤・通学などの自粛要請も出されました。
また、店舗の営業時間短縮を要請するなどの感染防止対策も行われ、飲食店などが影響を受けています。
このようなことから、日本全体で平均的に収入が減りました。
収入が減った今、再度家計の見直しが必要ではないでしょうか?
今回は、家計の見直し方法についてご紹介させていただきます。
固定費の見直し
家計の見直しでまず必要なことは「何にいくら支払っているか」を見直すことです。
そして、どのぐらいの固定費が毎月発生しているのかを見直しましょう。
なぜなら、固定費は毎月支払う金額がある程度決まっているので、変動費と比べて費用を抑えるための努力が少なく済むからです。
変動費とは、毎月支払う額が変動する費用ですが、変動費を抑えるためには努力が必要です。
例えば、食費を抑えて生活するには我慢や忍耐が必要ですが、家賃を抑えて生活することに努力は必要ありません。
このように現実的に支出を減らすために、まずは固定費を抑えましょう。
ローンの見直し
次にローンの見直しです。
ローンには、住宅ローンや教育ローン、マイカーローンなどがあります。
ローンは金利があり、金利の見直しを行うことで返済額の調整が可能です。
その中でも返済額の大きい住宅ローンについて見ていきましょう。
住宅ローン住宅ローンとは、マンションや一戸建てを購入する際に金融機関からお金を借りることができるローンを指します。
コロナの影響を受け、ボーナスカットや給料を減額する方針の会社もあり、返済に困る人々も出てきています。
そういった方は、まず金融機関に相談すると良いでしょう。
任意売却やリースバックという方法家計を見直す方法として、任意売却があります。
任意売却とは、売り主の同意を得て家を売却し、その代金で残りのローンを返済するというものです。
任意売却に似た競売というものもありますが、競売で売却した場合、相場の60%~70%で売られるため残債が残るなどのデメリットがあります。
しかし、任意売却であればプライバシーも守られるのでおすすめです。
さらに、リースバックという方法もあります。
リースバックとは自宅を売却し、売却後も住み続けられるサービスです。
売却後、現金化されるまで時間がかからないため、現金がすぐ必要な方におすすめです。
まとめ
新型コロナウイルスの影響を受け、住宅ローンの返済や毎月の支払いに困る人が増えている傾向にあります。
そこで、まずは固定費を見直し、次にローンの金利を見直してみましょう。
もし、住宅ローンが支払えなくなった場合、まずは金融機関に相談してみて、それでも家計が苦しい場合は、任意売却やリースバックという方法がおすすめです。
今回ご紹介させていただいた内容を参考に、家計の見直しを検討してみてはいかがでしょうか?
最後までご覧頂きありがとうございました。