モーゲージで家を現金化する仕組みとは?

モーゲージという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

モーゲージとは英語で、抵当や担保、貸付金などを意味する言葉になります。日本では不動産や金融などで用いられる用語で、住宅など不動産を担保とする貸付債権に有価証券性を付与したものを指します。「モーゲージローン」とは不動産の抵当権を担保にする形で貸し付けを受けることをいい、モーゲージローンを取り扱う企業や会社の事を「モーゲージバンク」と呼びます。

モーゲージローン


モーゲージローンは、持ち家を担保としたローンの1つです。
高齢化が進み定年後の生活が不安視される昨今、「モーゲージローン」が注目されています。モーゲージローンとは、簡単にいうと、「持ち家(自宅)を担保として銀行や自治体から融資を受けて、借りたお金は死亡時に自宅を売却することで一括返済する仕組み」のことです。つまり、自宅を所有したまま融資が受けられるローンなのです。これが家を現金化する仕組みなのです。

モーゲージローンの特徴


一般的なモーゲージローンの特徴は以下のとおりです。

・自宅を担保に入れ、その自宅の資産価値の範囲内で借り入れが可能。
・年齢制限で住宅ローンやカードローン等の借り入れができない高齢者もご利用可能。
・特に使いみちに規制がない。
・ローン契約者が亡くなった際に金融機関が担保である自宅を売却してご返済にあてる。

もともとアメリカで1960年代から導入された制度で、日本も1981年から導入されました。当初は日本の住宅ローンは銀行などの預金金融機関によって行われるのが一般的でしたが、2003 年に独立行政法人住宅金融支援機構(当時の住宅金融公庫)が証券化支援事業を開始したことにより【フラット35】が誕生し、それを契機としてモーゲージバンクが次々に誕生しました。
高齢者世帯でも自宅があれば現金を受け取ることができ、ご存命中は返済が不要なので現代社会に多くの人に支持されています。

モーゲージローンの条件


リバースモーゲージを利用する場合には、基本的には担保とした自宅に住み続けなくてはならないのが条件になります。しかしながら最近では、ローン契約者が老人ホームやケアハウスに入居して自宅に誰もいない状態になったとしても問題にはなりません。さらにはその自宅を他人に貸して、家賃収入を得るという使い方もできるようになりました。

独居老人の増加


厚生労働省の調べで、1970年代の独居、または夫婦のみで暮らす65歳以上の世帯は、96万世帯で全世帯のわずか3%だったものが、2010年には108万世帯で全体の20%に達し、2020年にはこれが30%超となると予測しています。高齢化が進む中、今後も自宅を所有したまま融資が受けられるモーゲージローンが注目を集めていくことでしょう。