住宅ローンの返済が困難！減額や変更はできるのか？ | 【公式】暮らしの相談窓口

経済状況の悪化による倒産・失業、両親の介護など、さまざまな要因で収入の減少や支出の増加が生じ、住宅ローンの返済が困難になってしまうケースがあります。

特に近年では世界情勢の悪化や新型感染症の流行により、このような状況に陥る方が増加しています。

このような場合、住宅ローンの減額や借り入れ条件の変更はできるのでしょうか。

そこで、今回は住宅ローンの返済が困難な場合、減額や変更ができるのかについてご紹介します。

住宅ローンの減額や変更はできるの？

金融機関や住宅ローン会社に相談することで、月々の返済金額の減額や条件の変更ができる可能性があります。

この場合、返済期間を延長することにより、月々の返済金額を抑えるといった方法が多く行われます。

しかし、延長した期間分利息が発生するため、総返済額が多くなる点に注意が必要です。

このように、月々の支払いを抑えられる可能性があるため、万が一の時には早めに相談することをオススメします。

住宅ローンの減額や変更を行いたい場合、まずは借入先である金融機関や住宅ローンの担当者に相談しなければいけません。

現在の経済状況や事情を説明し、その後金融機関の審査が入り、問題なければ減額や変更が行われます。

もし、相談前に既に滞納をしていた場合には審査が厳しくなります。

さらには、問題を放置していると差し押さえなどといったトラブルに発展することも考えられるでしょう。

そのため、可能な限り早いタイミングで相談しましょう。

金融機関や住宅ローン会社に相談して、減額や変更を行ってもらったものの、それでも返済が困難なケースもあります。

その場合には、任意売却とリースバックがオススメです。

売却を行うと、通常であればそこから引っ越しを行う必要があります。

しかし、任意売却とリースバックを組み合わせることで、自宅を売却してまとまった資金を得て住宅ローンを完済した後に、そのまま住み続けることが可能です。

さらに、将来まとまった資金を集めることができたら、売却した自宅を買い戻せることもあります。

住宅ローンにお困りの場合には、任意売却とリースバックも検討してみましょう。

今回は、住宅ローンの返済が困難な場合、減額や変更ができるのかについてご紹介させていただきました。

住宅ローンは30年以上の長期で考えるローンであるため、契約時に想定できなかったトラブルが起こると当初の計画が狂ってしまいがちです。

そして、そのような問題を放置すると、状況は次第に悪化していきます。

少しでも不安に感じた場合には、金融機関や不動産会社などのプロに相談してみましょう。

そのうえで、問題の解決になり得る最適な方法を選択しましょう。