「リースバックって本当に良いのかな?」
このような疑問をお持ちの方はいらっしゃいませんか。
リースバックには、家を売った後もその家に住み続けられるという魅力があります。
しかし、メリットばかりなのかどうかが気になりますよね。
そこで今回は、リースバックのメリットとデメリットについて名古屋の業者が解説します。
□リースバックとは
リースバックは任意売却の一つです。
家を売却し、その後も家賃を支払いながらその家に住み続けることを言います。
そのため、お子様やお年寄りの方と同居していて引っ越しできない方におすすめです。
□リースバックのメリット
*今の家を離れなくて済む
何と言っても、これが最大のメリットでしょう。
子どもも転校しなくて済みます。
また、引っ越ししないので引っ越し費用もかかりません。
*住宅ローンから解放される
憧れのマイホームを買ったものの、毎月のローンに苦しめられる方が多くいらっしゃいます。
一方、リースバックならローンを支払わなくて済みます。
家賃は払わなければいけませんが、ローンに比べて安い場合が多いです。
*将来買い戻せる
家を売却した後、家計が好転して余裕ができた場合は、一度売却した家を買い戻せます。
*近所の方に家計状況を知られないで済む
リースバックは、家を売却するだけであって引っ越しはしません。
そのため、隣近所の方々にローンを滞納しているという噂は広がりません。
*生活保護の申請が可能になる
家を所有している場合、生活保護の申請はできません。
しかし、リースバックを利用すれば今の家に住みながら生活保護を受けられます。
□リースバックのデメリット
*家賃が高い
リースバックによって発生する家賃は、売却価格の約10%が相場です。
この価格は、通常の家賃よりも高いです。
家賃を滞納した場合、今度こそ強制退去させられます。
そのため、自分が今後高額の家賃を払えるかどうかを考えなければいけません。
*買い戻し価格が売却価格よりも高い
売却した家を買い戻せるのは嬉しいですが、その買い戻し価格は売却価格よりも高いです。
買い戻しを考えている場合は、そのことを踏まえた上で貯金計画を立てましょう。
*一般の売却よりも売却価格が安い
リースバックでの売却価格は、仲介による売却よりも安くなります。
そのため、売却して得たお金で高い家賃を支払っていけるのかどうかを検討しておきましょう。
□まとめ
今回は、リースバックのメリットとデメリットについて解説しました。
リースバックは、魅力のある売却方法ですが、今後高い家賃を払っていくという覚悟が必要です。
リースバックを考えている方は、今回の内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。
リースバックをうまく利用して、不安のない生活を取り戻しましょう。