「急な出費があって住宅ローンの返済が難しい。」
「住宅ローンの返済を猶予してくれないかな。」
このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。
急な出費や離婚で住宅ローンの返済が一時的にできなくなることってありますよね。
そのときの解決策の一つとして、リスケジュールがあります。
そこで、今回は、リスケジュールによる住宅ローンの支払い猶予について、名古屋の業者が解説します。
□住宅ローンの支払いを猶予してもらう方法
リスケジュールという手続きがあります。
リスケジュールとは、急な出費や離婚などで住宅ローンの返済が困難になったとき、金融機関に相談すれば、返済期間の延長や返済の猶予を受けられる制度です。
主に以下の二種類があります。
*返済期間の延長
返済期間を延長してほしいとき、金融機関に申し出ると、35年を超えなければ返済期間の延長が認められます。
しかし、一般的には75歳までに完済するという条件があるので、若くない方は注意が必要です。
*一時的な返済猶予
もう一つの種類が、一時的に元金の返済を猶予してもらい、その期間中は金利だけ返済するという方法です。
その場合、猶予期間が終了すると、元金に金利を上乗せして支払うことになります。
猶予期間は、一般的に半年から1年です。
□リスケジュールを受けるための条件
リスケジュールを受けるためには、条件があります。
*金利の引き上げ
これは必ず呑まなければいけない条件です。
なぜなら、リスケジュールを行うことで、あなたへの債務者としての信頼性が下がるからです。
あなたが将来的に借金を返済できなくなったときの衝撃を和らげるために、金融機関はより多くのお金を必要とします。
そのため、金利が引き上げられるのです。
*担保の追加
これもリスケジュールによるリスクを下げるために提示されます。
追加する担保は主に不動産です。
もしあなたが自宅以外の不動産を所有しており、自宅の評価額が低い場合は、担保を追加しなければいけません。
*保証人の追加
保証人の追加も提示されることがあります。
しかし、この場合、保証人に迷惑をかけることになるので、保証人を追加してまでリスケジュールを交渉するのはおすすめできません。
□まとめ
今回は、リスケジュールによる住宅ローンの支払い猶予について解説しました。
住宅ローンの返済に困ったとき、リスケジュールが認められれば、猶予を受けられ家を売却しなくて済みます。
リスケジュールを考えている場合は、早めに金融機関へ相談しましょう。
住宅ローンの返済に困っている方は、今回の内容を参考にしてみてはいかがでしょうか。