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家を売っても住宅ローンが残る時の対処法

住宅ローンの返済が難しくなり、家を売却して返済を検討する方が増加しています。

しかし、家を売却しても住宅ローンの残債が残ってしまうケースもあるのです。

このような時はどうすればいいのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は家を売っても住宅ローンが残る時の対処法について、ご紹介させていただきます。

住宅ローンが残っていても自宅を売れるの?

家の売却金で住宅ローンが完済できれば売却は可能です。

住宅ローンを組んだ時に、家は金融機関により抵当権が付けられています。

抵当権とは、担保とほぼ同じような意味があります。

つまり、金融機関は借主が住宅ローンの返済ができなくなった場合に、家を競売によって強制的に売却し、その売却金を住宅ローン返済に充てることができる権利をもっているのです。

家を売るためには、住宅ローンを完済して、抵当権をなくす必要があります。

そのためには、住宅ローンが残っている家を売る際に、「家の売却金>住宅ローンの残債」という状態でなくてはいけないのです。

家を売っても住宅ローンが残る原因

家を売っても住宅ローンを完済できない状態のことをオーバーローンといいます。

新築購入後15年以内であることや、返済期間を25年以上に設定した長期のローンの場合に、オーバーローンになりやすいです。

なぜなら、住宅ローンの残債は多く残っているからです。

他にも、土地の価格が安いとオーバーローンになりやすいといえるでしょう。

家は1度でも住むと中古物件扱いになり、新築と比べて価値が下がります。

さらに、家の価値は年々下がっていき、木造であれば20年から25年経過する頃には資産価値がなくなるのです。

そして、最終的には土地だけの価値になってしまいます。

つまり、残債が多く残っているケースや土地の価格が安い場所に建てた場合には、家を売っても住宅ローンが残りやすいのです。

家を売っても住宅ローンが残る時の対処法

オーバーローンの状態になっていても、家を手放したいという方もいらっしゃいます。

その場合には、任意売却をオススメします。

通常の売却では、住宅ローンの残債があると売却ができません。

しかし、任意売却であれば、残債があっても売却が可能なのです。

住宅ローンの支払いが難しい場合、滞納していると競売にかけられて安い金額で強制的に自宅を売却されてしまいます。

そうなる前に、任意売却を活用して競売よりも有利な条件で売却しましょう。

 

まとめ

今回は、家を売っても住宅ローンが残る時の対処法についてご紹介させていただきました。

さまざまな事情により家を手放す必要があるケースがあります。

しかし、住宅ローンの残債があれば通常の売却は難しいものです。

任意売却であれば問題が解決できる可能性があるため、ご検討の際には弊社の無料相談をご利用ください。

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