リバースモーゲージと生活保護の相互関係

リバースモーゲージとは、不動産を担保に高齢者がお金を借りるシステムで、最終的にはその不動産を金融機関がもらうことになります。主に年齢とともに仕事はなくなり収入を得づらくなる高齢者向けのローンです。

実は、このリバースモーゲージは生活保護とも密接な関係にあり、生活保護を受ける時に利用することがあります。

生活保護受給者のリバースモーゲージ


自宅を所有していながらも収入が無く、生活保護を受けている高齢者にとって、リバースモーゲージを利用することで自宅を売り払わずに年金型の融資を受け生活資金を得ることができ、生涯住み慣れた自宅に住み続けることができるため、国からの扶助から自立した生活を送るようになるのです。逆に生活保護を受ける時に国からリバースモーゲージの制度を提案されるケースも存在します。

高齢化世帯の現状


一部の高齢世帯は子どもに面倒を見てもらえず、自宅を所有しているにもかかわらず生活保護を受けている状態にあります。そのような世帯がリバースモーゲージをうまく活用することによって、住み慣れた自宅で過ごせるようになります。最近では、ローン契約者が老人ホームやケアハウスに入居して自宅に誰もいない状態になったとしても問題にはなりませんので利用者が増えています。

独居老人の増加

厚生労働省の調べで、1970年代の独居、または夫婦のみで暮らす65歳以上の世帯は、96万世帯で全世帯のわずか3%だったものが、2010年には108万世帯で全体の20%に達し、2020年にはこれが30%超となると予測しています。高齢化が進む中、今後も自宅を所有したまま融資が受けられるモーゲージローンが注目を集めていくことでしょう。